世界王者としてEURO2016に臨むドイツ代表。
中盤から前線にかけてのタレントは世界屈指であるが最終ラインのメンバーはやや人材不足にあり、EURO2016の予選では2敗を喫し、スコットランド戦でも2失点するなど苦戦していた。
そんなドイツは今月イングランドとイタリアと強化試合を行う予定であり、すでに招集メンバー26名を発表。
PSGの新守護神ケヴィン・トラップやレヴァークーゼンの巨漢DFヨナタン・ターなどが選ばれていたのだが、合宿合流日となった21日、ヨアヒム・レーヴ監督はある選手の招集取り消しを明らかにしている。
Max #Kruse has been dropped from Joachim #Löw's squad for #GERENG and #GERITA. More to follow... #DieMannschaft pic.twitter.com/T5nmzIZFiM
— Germany (@DFB_Team_EN) 2016年3月21日
今回招集が見送られたのはヴォルフスブルクFWマックス・クルーゼ。
シャドウストライカー型のアタッカーで強烈な左足を持っているクルーゼは、ドイツ代表として14試合に出場している。レーヴ監督からの信頼も厚いはずなのだが、なぜこのタイミングで招集がキャンセルされたのだろうか?
実はこのクルーゼ、サッカー選手の傍らポーカーの名プレイヤーとしても知られており、先日もベルリンで行われた大会で7万5000ユーロ(およそ950万円)の賞金を獲得していた。
しかしクルーゼは帰りのタクシーでその賞金を紛失してしまい、これが警察沙汰に。さらにこの大会への出場はクラブの了解を得ていなかったことが判明し、罰金も科せられる結果となっていた(一連の詳細はこちら)。