『Belfast Telegraph』は「アイルランドU-21代表のゴールキーパーコーチを務めているカルロ・クディチーニ氏は、イタリア戦に向けた意欲を語った」と報じた。
かつてチェルシーで長くプレーしたことで知られるカルロ・クディチーニ。母国ではあまり活躍出来なかったものの、イングランドで台頭した珍しいイタリア人キーパーであった。
2014年にロサンゼルス・ギャラクシーを退団してから現役を引退し、昨年3月24日にアイルランドU-21代表のゴールキーパーコーチに就任。指導者としてのキャリアを始めている。
チームは現在UEFA U-21選手権予選を戦っており、アイルランドは24日にイタリアとの対戦を迎える。
アイルランドは現在勝ち点9の4位で、イタリアは首位で勝ち点13。まだ予選の試合は半分残っているが、それでも差を詰めておかなければいけない状況だ。
母国との対戦を控えるクディチーニは以下のように話し、イタリアの力は非常に高いものがあると語った。
カルロ・クディチーニ
(アイルランドU-21代表 ゴールキーパーコーチ)
「イタリアのU-21は非常に強い。彼らは地元で高く評価されている。セリエAを経験している選手が多く、当然彼らはそこから利益を得ている。
彼らはこのグループを突破する有力候補だ。しかし、我々がヴィチェンツァで彼らと戦ったとき(1-0で敗北)のパフォーマンスは、本当に自信を与えてくれた。
我々は本当に良く守ったし、カウンターにも可能性があった。ただ、それを生かせなかった。
今、我々は今週イタリア戦だけでなくスロベニア戦も控えている。二つの難しい試合をね。スロベニアも近年若い選手の開発で良い仕事をしている。
しかし、我々はいくつかの良い結果を残し、このグループの突破を争う立場に戻れると思っているよ」
アイルランド対イタリアの試合は、24日の現地時間18:00にキックオフされる予定となっている。