クリスティアーノ・ロナウドの軌跡を7足のスパイクで表現するNikeの新たなCR7シリーズ。その“第2章”が先日お披露目された。
Nike Mercurial Superfly CR7 'Natural Diamond'
シリーズ2作目の名称は『ナチュラル・ダイヤモンド』(第1章は『サヴェージ・ビューティ』)。Nikeが誇るスピード系スパイク『マーキュリアル スーパーフライ』をベースに、ロナウドがプロのフットボーラーとなる夢を実現するため、マデイラ島の実家を離れる場面をフィーチャーしたモデルだ。
『ナチュラル・ダイヤモンド』という名は、ロナウドの天性の才能にちなんだものであると同時に、彼がプレッシャーの中で努力を重ね、技を磨いてきたことを表現。Nikeのロゴであるスウッシュと「CR7」の文字は、ダイヤモンドの輝きをイメージしている。
「キャリアの中でも最も辛かったこと」
12歳での独り立ちについてこう語ったロナウド。しかし、「知らない街に行くことは辛く、大きな決断でしたが、良い決断でもありました」と、今に至る“きっかけ”であったと明かす。
才能に恵まれていた彼だが、当時だけでなく現在も、誰より一生懸命練習していることで知られている。
今回の『ナチュラル・ダイヤモンド』のデザインにあたって、Nikeはロナウドが長い間たゆまぬ努力を続けてきたことに触発。スパイクのかかと部分に用いられている岩のような質感のある素材は、夢を実現してプレイヤーになるために実家を離れて努力を続けるロナウドを象徴し、前足部へ向かうほどスムーズになることで、ロナウドが進化する様子を表現している。