『Sport Mediaset』は「サウジアラビアサッカー連盟は、新たな代表監督としてローマのルチアーノ・スパレッティ氏の引き抜きに動いている」と報じた。
記事によればそのオファーは今週送られてきたものだとのことで、年俸の提示は1500万ユーロ(およそ18.9億円)だという。サウジアラビアはワールドカップ・アジア2次予選でグループAを戦っており、これまでの7試合で6勝1分け。既に3次予選進出は決めている。
代表監督は2015年8月に契約したベルト・ファン・マルヴァイク氏が務めている。しかしその契約期間は2016年8月まで。
サウジアラビア側がその指導に満足していないのか、あるいはファン・マルヴァイク側が契約更新を望んでいないかは定かではないが、少なくとも監督交代に備えていることは確かなようだ。
ルチアーノ・スパレッティ氏は先日ローマの監督に就任したばかりであるが、ルディ・ガルシア前監督時代に結果を残せなくなっていたチームをうまく立て直し、プロジェクトを構築し始めている。
彼はそれを断る可能性が高いと言われているが、ローマはスパレッティの退任に備え、かつての所属選手でもあるサッスオーロ監督エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏をリストアップしているとのことだ。