8月25日、サウジアラビアサッカー連盟は「ベルト・ファン・マルワイク氏を新たな監督として招へいした」と公式発表した。

契約についてはまだ正式に結ばれたわけではないとのことであるが、数日中に1年の契約にサインされる可能性が高いとのことである。

サウジアラビア代表チームは昨年末のガルフカップで準優勝に終わり、大会後にロペス・カロ監督を解任。アジアカップには暫定的にコズミン・オラロイウ監督と契約して臨んだが、元々アル・アハリとの兼任であったため、後に退任していた。

指揮官不在で半年間を過ごしたあと、先日元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベーラ氏を招へいしたと発表したのだが、最終的には交渉が合意に至らず、破談になっていた。

9月3日にワールドカップ・アジア予選の東ティモール戦を控えているなかで体制が決まらない状況が続いていたが、今回ようやくベルト・ファン・マルワイク氏の合意を取り付けられたようだ。

ベルト・ファン・マルワイク氏は1952年生まれの63歳。2000年から率いたフェイエノールトでは小野伸二を指導していたことでも知られている監督で、ボルシア・ドルトムント、オランダ代表、そしてハンブルガーSVなどを指揮してきた経験を持つ。

ワールドカップ2010では準優勝という結果を残したものの、EURO2012では3連敗でグループリーグを突破できず、大会後に契約を解除されている。

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