『AS』や『Daily Mail』は「スペイン三大祭りの1つであるサン・ホセの火祭りが行われ、そこでバレンシアの監督ギャリー・ネヴィルの像が燃やされた」と報じた。

現地ではファジャスと呼ばれているバレンシアの火祭りは、毎年3月15~19日の日程で行われる。これは守護聖人のサン・ホセを祝うためのものだと言われている。


この期間中には街に多くの人形が飾られ、最終日には盛大なパレードが行われる。その夜中のクライマックスには、大きな火によってそれらの人形が焼かれることになる。

そして、どうやらその中にバレンシアの監督を務めているギャリー・ネヴィル氏、そして前監督のヌーノ氏が・・・

昨年12月初めにバレンシアの監督に就任したギャリー・ネヴィル氏。オーナーのピーター・リム氏にとっては友人であり、外国人であり、さらに監督経験もない人物とあって当然不安視された。

そして、懐疑論は現実のものとなり、就任からリーガでは全く勝てず2月14日のグラナダ戦まで3ヶ月白星なし。

その後3勝はしたものの、またこのところ調子を落としアトレティコ・マドリー、レバンテ、セルタ・デ・ビーゴに3連敗を喫したことで、降格圏までわずか勝ち点6という状況になった。

バレンシアのサポーターからは当然のことながら彼に対する批判はまた高まってきており、ネヴィル監督の立場はまさに炎上している状態だ。

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