『ESPN』は「イラクのサッカー場で発生した自爆テロ事件の死者が41名に増加した」と報じた。
25日に発生したイラクの街イスカンダリーヤーでの自爆テロ事件。地域のサッカーリーグが行われていた会場で、表彰式の途中に爆弾が爆発した(リンク先には爆発の映像があるが、ショッキングなものなので閲覧には注意してほしい)。
その結果、表彰式に出席していた選手や観客、そしてプレゼンターを務めていたイスカンダリーヤー市長を初めとして多数の死者が発生した。
その犠牲者の大半が10代の少年であったと言われており、犯行は後にISが行ったものと判明している。
死者の数は当初32名と言われていたものの、危険な状態にあるとされた重傷者が息を引き取り、現在では41名に膨らんでいる。負傷者の数も105名に増加した。
この事件に対してはFIFA会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏、国連事務総長のパン・ギムン氏も哀悼の意を表するコメントを発表している。
この数日前にはベルギーのブリュッセルで同時多発テロが発生し、昨日にはパキスタンの遊園地で300名以上の負傷者を出す大きな事件も起こっている。