今季プレミアリーグに昇格したワトフォード。このところはやや苦しんでいるが、現時点で14位につけている(降格圏とは11ポイント差)。

そのなかで、ナイジェリア人FWオディオン・イグアロと見事な補完性を見せているのが、FWトロイ・ディーニーだ。

27歳にして初のプレミア参戦となったディーニーだが、その圧倒的なフィジカルでDFたちを大いに苦しめているほか、すでに9ゴールもマーク。アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も35億円で狙っているとも伝えられたほどだ。

そんな彼はバーミンガム生まれながら、まだイングランド代表に招集されたことがない。それでもまだまだ諦めてはいないようだ。

その一方、他からはお呼びが掛かったそうで…。そんな話題を『Mirror』が伝えている。

それによれば、ディーニーは『Soccer AM』においてこう述べたという。

トロイ・ディーニー(ワトフォードFW)

「自分が口にすることには気を付けなくちゃならない。

でも、自分の仕事をやり続けるし、うまくいけばホジソン監督はオレのことを呼んでくれるだろう。

もしそのチャンスを得られたなら、オレはこの国で最高に誇らしい男になるだろうね」

「そうだね、今現在オレたちは北アイルランドの件を確認しているところだ。

それからジャマイカは断ったんだ。『もう呼ばないでくれ』って言ったよ。

彼らから声が掛かったのは、ちょうど6月の中旬だった。オレは長い2部リーグのシーズンが終わったばかりだったので、『子供たちと過ごすための数週間が欲しい』と言ったんだよ。

それに、彼らのもとでプレーするには、マイアミで落ち合ってコスタリカまで飛ぶか、彼らがプレーしているところまで行かなきゃならない。それは長くて古めかしい仕事さ。

それから、戻ってくるのは金曜の朝になる。そうすると、その週のほとんどはワトフォードのやつらと過ごせない。キャプテンとして、そうするわけにはいかない」

昨シーズン終わりに、ジャマイカ代表から誘われたもののそれを断ったというディーニー。

イングランド代表入りは諦めていないようだが、EURO2016に出場する北アイルランドから声が掛かっているようだ。果たして、その決断は…。

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