『ESPN』は「元コロンビア代表監督のフランシスコ・マツラナ氏は、ハメス・ロドリゲスは戦い方を忘れてしまっていると話した」と報じた。
これまで4度にわたってコロンビア代表を指揮した経験を持っているマトゥラナ氏。2003年のFIFAコンフェデレーションズカップでは、日本代表と対戦して0-1で勝利したこともある。
彼は地元のラジオ局『El Primer Palo』に出演し、現在のハメス・ロドリゲスには「環境を変えなければいけない」と苦言を呈した。
今季ハメス・ロドリゲスは出番が減少しており、ピッチ外でも太りすぎ疑惑、警察とのカーチェイス疑惑など様々な問題も持ち上がっていた。
先日はファウスティーノ・アスプリージャによるコメントを知ってか知らずか、レアル・マドリーから適切なサポートを受けていないと主張しているようにも感じられる発言をしたことで話題になった。
フランシスコ・マツラナ
「ハメスは2つの舞台の間にいる。コロンビアと、スペインだ。
彼の代表チームは、ハメスの周りにほぼ完全なる基盤が置かれている。しかし、それらはレアル・マドリーでのプレーでは与えられない。
現在、レアル・マドリーはいわゆる『BBC』(ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド)を持っている。ここはアンタッチャブルである。そして、それはハメスを非常に複雑なポジションに置くことになる。
それは、彼をレアル・マドリーが必要としていないということではないんだ。しかし、彼は現在のセットアップの中で適した場所を持っていないんだ。彼にポジションがない」