残り5節となった2015-16シーズンのプレミアリーグ。

ここまで最大のサプライズはなんと言ってもレスターの大躍進であり、2位に勝ち点差7をつけるなど悲願の初優勝があと一歩に迫っている。

ハリー・ケインとジェイミー・ヴァーディらによる得点王争いにも注目が集まるなど、残りのシーズンも見どころが目白押しだ。

そんなプレミアリーグでここまで全試合フル出場を続けている選手を探してみると、6人いた。

「その多くがGKなのでは?」と思っていたのだが、GKはわずか2人だけ。残りの4人はフィールドプレーヤーであった。その顔ぶれを見てみよう。

GK:カスパー・シュマイケル(レスター)
33試合(2970分)出場 31失点

DF:ウェズ・モーガン(レスター)
33試合(2970分)出場 1得点

DF:トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)
33試合(2970分)出場 4得点

MF:アンドリュー・サーマン(ボーンマス)
33試合(2970分)出場 0得点

GK:ウカシュ・ファビアンスキ(スウォンジー)
33試合(2970分)出場 42失点

DF:アシュリー・ウィリアムス(スウォンジー)
33試合(2970分)出場 2得点

※2016年4月13日現在

プレミアリーグでは消化試合数が各チームともバラバラなのだが、ここまで全試合でフル出場を飾っているのは全員33試合を戦っているチームの選手であった。

優勝争いをしているレスターからは守備の要であるカスパー・シュマイケルとウェズ・モーガンのセットが、さらにトッテナムでは昨夏加入したトビー・アルデルヴァイレルトがフル出場を果たしている。

また、MFで唯一名を連ねたのは、ボーンマスの中心的選手アンドリュー・サーマン。得点こそ無いが、走行距離、パス数ともにプレミアリーグでトップクラスの選手である。

また、スウォンジーからも2人の選手がメンバー入り。ウカシュ・ファビアンスキ、アシュリー・ウィリアムスともに守備の中心メンバーであり、6人中5人がGKあるいはDFという結果になった。

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