ミランの新たな指揮官に任命されたクリスティアン・ブロッキ監督が13日、記者会見を行った。

アドリアーノ・ガッリアーニ副会長が同席するなか、「欧州カップ戦の出場権獲得」を当面の目標に掲げたブロッキ監督。

1時間以上に及んだ会見では自身が手本としている指揮官にチェーザレ・プランデッリ、カルロ・アンチェロッティの名前を挙げたほか、マリオ・バロテッリについて「とても重要な選手。私は彼が好きだよ」と話し、世界的な名将さえ手を焼いた“問題児”の再生に強い意欲を示した。

また、「監督のキャリアを始めてから採用しているのは4-3-3と4-3-1-2」とシステム論にも言及し、

「(トップ下のポジションを置くなら)ボナヴェントゥーラとホンダが理想的な特性を持っているね」

と、ジャコモ・ボナヴェントゥーラとともに本田圭佑をトップ下で起用する可能性を示唆した。

シニシャ・ミハイロヴィッチ体制で始まった今シーズン、本田は当初トップ下として起用されたが結果を残せず控えに降格。その後、フィリッポ・インザーギ体制でプレーした右サイドに配置されてから復調し、一時は地に落ちた評価を回復させている。

本田は新体制で再びトップ下としてプレーすることになるだろうか?

ただブロッキ監督は「このシステム(4-3-1-2)を使いたいけど、過去に上手くいってたからといって機能するとは限らないからね。私はワイドなサッカーも好きなんだ」と、4-3-3を採用する可能性も合わせて示している。

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