『Tribal Football』など各メディアは、「イタリアサッカー連盟(FIGC)会長のカルロ・タヴェッキオ氏が、セリエA各クラブの財政について語った」と報じた。
以前からイタリア・セリエAのクラブに経済的な問題が多いことは知られており、昨年はパルマが経営破綻に追い込まれている。
アレッサンドロ・ネスタが語るところによれば、多くのクラブで給与の未払いは横行しており、契約の不履行も頻繁に行われているという。
FIGCの会長を務めるカルロ・タヴェッキオ氏は以下のように話し、イタリアではまず規則とスポーツが密着していないと指摘した。
カルロ・タヴェッキオ
「我々は、スタジアムから障壁を取り除くために、あらゆることをやっていかなければならない。
そこにはルールを遵守する必要がある。もし誰かがピッチに入ってきたとして、その人物は刑務所に送られる。そうあらなければならない。
暴力は巨大な問題になっているが、その背後には『スポーツ文化と規則の密着性の欠如』という理由がある。
我々が厳密にルールを適用させた場合、セリエAに登録できるのは5チームだけになってしまうだろう。
全ての者が私のアイデアがこうであることは理解している。セリエAは18チームにする。セリエBは20チームに削減する。レガ・プロ(3部)は20チームごとの2グループにする」