オーストラリア・Aリーグ公式サイトは「シドニーFCのグラハム・アーノルド監督が、水曜日の浦和レッズ戦に向けて語った」と報じた。
かつてベガルタ仙台で指揮を執った経験を持っているアーノルド監督。2014年からはシドニーを率いて、昨季はAリーグ準優勝に導いた。
攻撃の中心人物だったバーニー・イビニ・イセイとマーク・ヤンコの退団やアレックス・ブロスクの怪我で今季は調子を落とし、7位という結果でプレーオフ進出を逃している。
しかしその一方ACLでは好調で、これまで3勝1分けとグループ首位を守っている。水曜日にホームで迎える浦和レッズ戦に勝利すれば、決勝トーナメント進出を早くも決定させることが出来る状況だ。
先日キャプテンを務めるアレックス・ブロスクがインタビューで浦和レッズのことを語り、非常に高く評価していることを明かしていた。
[Qoly] 元清水のアレックス、浦和への褒め方と警戒感がハンパない https://t.co/H0s5oqnuBr
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月17日
そして、監督を務めているアーノルド氏も、試合前日のインタビューで「浦和レッズは日本のマンチェスター・ユナイテッドである」と話した。
グラハム・アーノルド
「(Aリーグが終わったね?)
これは気持ちを新たにさせてくれるね。2つ並行して進んできた大会が1つになる。
我々が持っていたスケジュールは、時間の使い方を複雑にさせていたからね。なぜなら、多くの遠征をして、多くの試合を戦わなければならなかったから。
したがって、これは我々にとっては休息できるという意味でありがたい。しかし、同時に試合感を失っていくがね」