2010年にJリーグに加盟したギラヴァンツ北九州。

2015年にはJ2で昇格プレーオフ圏内となる5位に入ると昨季は7位でフィニッシュするなど、ここ数年はJ2でもしっかりとした成績を収めている。

しかし今季はスタートダッシュに失敗しており、8試合を終えて1勝2分5敗と20位に沈んでいた。

そんななか23日、ホームに清水エスパルスを迎えたのだが、この試合での先制ゴールは豪快な一撃だった。

40分、スローインを受け取った風間宏希がルックアップすると、フリーの状態でクロスを入れる。

ボールは清水DF川口尚紀の頭上を越え大外へと飛ぶと、ここで待っていたのは北九州FW原一樹!

体制を崩しながら足を高く上げこのボールを叩き、まるでズラタン・イブラヒモヴィッチのようなボレーシュートで清水のゴールをこじ開けた。

2014年に北九州に加入した原。昨シーズンは13得点をあげるなどチームの得点源として活躍しており、今季はこれが初ゴールとなった。

試合後、原はクロスが上がる際に小手川宏基と池元友樹がニアサイドに入っていたことを指摘し、「僕はファーサイドに逃げて、それを風間がよく見てくれていたので、自分はゴールに入れることに集中できました」と振り返っている。

原の豪快なゴールで先制した北九州であったが、後半開始直後の47分にオウンゴールで失点すると、後半アディショナルタイムには大前元紀に得点を許しまたしても黒星を喫している。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい