スコアレスドローで終了した、CL準決勝1stレグのマンチェスター・シティ対レアル・マドリー戦。

さすがに準決勝ということで両チームともやや慎重にゲームを進めざるをえず、両GKの健闘も光った。ヤヤ・トゥレ、クリスティアーノ・ロナウドという中心選手を欠いたことも、得点が生まれなかった要因であろう。

そんなこのゲームでは90分を通してマドリーが支配率、パス数でホームのシティを上回ったのだが、なかでもトーニ・クロースに関するパスのデータが驚異的であった。

『Opta』によれば、この試合でクロースは76本のパスを放ち、うち75本を通したのだという。

その成功率はなんと98.7%だ(UEFA.comでは「84本中81本を成功」としている)。

また、『Opta』によればクロースは前半に43本のパスを送ったのだが、その成功率は100.0%であったそう。

なおクロースは、今季のCLではチアゴ・モッタに次ぎ全選手の中で2番目のパス数を記録している。

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