スコアレスドローで終了した、CL準決勝1stレグのマンチェスター・シティ対レアル・マドリー戦。
さすがに準決勝ということで両チームともやや慎重にゲームを進めざるをえず、両GKの健闘も光った。ヤヤ・トゥレ、クリスティアーノ・ロナウドという中心選手を欠いたことも、得点が生まれなかった要因であろう。
そんなこのゲームでは90分を通してマドリーが支配率、パス数でホームのシティを上回ったのだが、なかでもトーニ・クロースに関するパスのデータが驚異的であった。
98.7 - Against @MCFC, @ToniKroos (@realmadrid) played 75/76 passes (98.7%) successfully. Producer. pic.twitter.com/33mnzn1krO
— OptaFranz (@OptaFranz) 2016年4月26日
『Opta』によれば、この試合でクロースは76本のパスを放ち、うち75本を通したのだという。
その成功率はなんと98.7%だ(UEFA.comでは「84本中81本を成功」としている)。
100% - Toni Kroos is the only player to have completed all of his passes in the first half of City vs Real Madrid (43/43). Compass.
— OptaJose (@OptaJose) 2016年4月26日
また、『Opta』によればクロースは前半に43本のパスを送ったのだが、その成功率は100.0%であったそう。
Toni Kroos was the only player on the pitch to complete 100% of his passes in the first half.
Tidy in possession. pic.twitter.com/ngvFvGhURq
— Squawka Football (@Squawka) 2016年4月26日
なおクロースは、今季のCLではチアゴ・モッタに次ぎ全選手の中で2番目のパス数を記録している。