レスター・シティ優勝の立役者の1人であるアルジェリア代表MFのリヤド・マフレズ。PFA年間最優秀選手に選ばれたことで、その市場価値はうなぎ上りだ。

そんなマフレズには移籍の可能性が絶えず流れており、イングランド国内のクラブだけではなく、国外のクラブへのステップアップも噂されている。

来季はUEFAチャンピオンズリーグに出場するため、レスターとしては当然欠かせない戦力であるのは間違いない。契約内容改善に向けて動き出しているようだが、代理人は残留の可能性を「フィフティー・フィフティー(50%)」と語っているという。

マフレズが2014年にル・アーヴルから加入した際の移籍金はわずか37万5000ポンド(およそ5800万円)。今シーズンは28のゴールに関与しており、バルセロナ、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されている。

契約がまだ3年残っていることから、クラブが放出を拒めば残留させることが容易い状況にあるが、給与面で他クラブとの差が激しければ引き止めておくのはなかなか難しい。

現在の給与は週給3万5000ポンド(およそ540万円)であるという。レスターとしてはこの契約をいくらまで引き上げられるかが鍵となるはずだ。

こうした状況下で、代理人は以下のように発言していると『Guardian』は報じている。

「もちろん(残留の)可能性はある。今シーズンのリヤドのプレーは魅力を集めるに充分だった。彼はレスターでとても満足しているし、もちろんファンタスティックなシーズンだ。彼らは来シーズンチャンピオンズリーグでプレーすることになるし、残留するのは彼にとってハッピーなことだろう」

「だが、彼の年齢を鑑みると、もしビッグチームでプレーする機会があるなら、検討しなければならない。彼が残るのか去るのかは、現時点でフィフティー・フィフティーだろうね」

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