『Daily Star』は「リヴァプールの元コートジボワール代表DFコロ・トゥレは、EL準決勝で涙を流したことを告白した」と報じた。
木曜日に行われたビジャレアル戦で3-0と勝利を収め、ヨーロッパリーグのファイナルへと進出したリヴァプール。18日にはセビージャとの決戦を迎える。
[Qoly] リヴァプールがEL決勝へ!ビジャレアルを沈めたのはこの3ゴール https://t.co/w4Fz1gV1VY
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月5日
この試合でフル出場し勝利に貢献したコロ・トゥレは、チームバスに乗っていたときに涙を流してしまったというエピソードを明かした。
コロ・トゥレ
「バスに乗ったとき、我々はストリートでファンと対面したんだ。僕は障害を持っている人がいるのを見て、泣いてしまったんだよ。
彼は歩くことさえ出来ないのに、情熱を持ってチームをサポートし、僕にいくらかの魂を与えてくれた。それは素晴らしいことだ。すごい。凄い感覚だ。
我々は、彼らのためにやらなければならなかった。これは明らかにファンのためのものだ。彼らのおかげで、違いを作り出すことが出来た。
ビジャレアルの選手たちも、あの夜のことは忘れないだろう。僕は15年間サッカーをやってきたが、僕が見たものは本当に素晴らしかった。
僕はこれまでもビッグマッチを戦ってきた。しかし、今回は――チームバスに乗っているときから試合が終わるまで、その一員であれたことが信じられないよ」
「(2006年、アーセナルでCL決勝を戦ったが、バルセロナに敗れたね)
まだあのことは覚えているよ。同じシナリオにならないことを願っている。我々が勝つことを望んでいるよ。
決勝戦は、僕にとって多くの意味を持つ。他の選手もそうだ。特に、これまで決勝でプレーできなかった選手たちにとって、それは本当に重要になる。
このクラブは毎年トロフィーを勝ち取るに値する。そして、監督は偉大な男だ。ピッチの上にいるとき、誰もが彼のために戦いたいと思っているんだ」
「(弟のヤヤが所属するマンチェスター・シティは敗れてしまったね)
凄いことになりそうだったんだけどね。父親は、ヤヤが勝てるように祈っていた。彼は兄弟のために祈っていると言っていたよ。
しかし、最終的には僕だけが突破した。そして、自分も兄弟のため、勝利を得るまで戦うよ」