『Belfast Telegraph』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、EL決勝に行きたいファンは3000万人いると話した」と報じた。

先日ビジャレアルとの準決勝を制してヨーロッパリーグのファイナルへと進出したリヴァプール。5月18日に予定されている決勝戦は、スイスのザンクト・ヤコブ・パルクで行われる。

このスタジアムはバーゼルが使っているもので、キャパシティはおよそ3万5000人。リヴァプールとセビージャの両チームには1万236枚、そして関係者に8000枚が渡る形となる。

近年では最も小さなスタジアムで行われ、そのチケットについてはかなり入手困難になることが予想され、それを持たずに現地へ行く者も多くなるのではないかと言われる。

それについて質問を受けたクロップ監督は、リヴァプールには3000万人のチケットを求める人がいると話し、結局全員を入れることは不可能だと語った。

なお、リヴァプールは公式サイトでチケットを持たずに現地を訪れるサポーターの安全を確保すると明らかにしている。

ユルゲン・クロップ

「もし『誰がそこに行くんだ?』というなら、3000万人の人々がその試合を見たがっていることが分かるだろうし、我々はその全てをスタジアムに入れることは出来ないからね。

我々にとって、ヨーロッパリーグの決勝でプレーするのは素晴らしいチャンスになるだろう。しかし、我々はスタジアムを変えることは出来ないし、それについては考えられないよ。

私は1~2回バーゼルへ行ったことがある。素晴らしいスタジアムだし、素晴らしい街だよ。

例えチケットを持っていなくても、試合が行われるスタジアムの周りに行くことは価値がある。リヴァプールのサポーターとして、人生を楽しむことだ。

そして、それは我々がやるべきことであり、スタジアムのサイズについて――あるいは、ファンがチケットを手に入れられるかどうかについて心配はしないよ」

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