『Daily Mail』は「スウォンジー・シティに所属しているガーナ代表FWアンドレ・アユーは、リヴァプールに無給でのプレーを申し出ていた」と報じた。
ガーナ代表の英雄アブディ・ペレの次男であり、マルセイユで長く活躍してきたことで知られるアンドレ・アユー。昨年夏は契約が満了になったためフリーの状態だった。
ボルシア・ドルトムントから年俸総額700万ポンド(およそ11.1億円)のオファーを受けていたとのことだが、彼はプレミアリーグへの移籍を希望したためそれを断った。
さらに、彼はリヴァプールへの移籍を目指すため、なんと『半年間は無給でプレーしてもいい』という条件で加入を申し出ていたという。
アンドレ・アユーがリヴァプールの熱狂的なファンであることは有名で、かつて自らインタビューでアンフィールドへ行きたいと語っていたこともある。
アンドレ・アユー、「リヴァプールに行きたい」 http://t.co/mtB2t7AoAP
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2013年6月21日
しかし、結局その交渉が終わる前にリヴァプールはダニー・イングス、そしてクリスティアン・ベンテケの2名を獲得し、アユーへの関心を打ち切ったという。
最終的に彼はギャリー・モンク監督と会談した上でスウォンジーへの加入を決め、苦しむチームの中で10得点を決める結果を残してきた。先日は愛するリヴァプールを相手に2ゴールを決めている。
契約はまだ3年残っているものの、今夏は再びどこかのクラブから大きな関心が寄せられるのではないかと考えられている。