『Corriere dello Sport』は「元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは、ローマとの契約を一年間延長する」と報じた。

ローマで長く活躍してきたトッティであるが、今季は出場機会が減少しており、ルチアーノ・スパレッティ監督との衝突も噂されてきた。

しかし、彼は数少ないチャンスで貴重なゴールを奪ってきており、その影響力の大きさを見せつけている。

契約が今季限りで満了を迎える状況になっていたため、その去就は大きく注目を集めていた。

先日はクラブ側が提示する給与とトッティの希望にギャップがあり、それが問題になっていると伝えられたものの、それをトッティ自身が公式サイトで否定していた。

そこで「お金については言ったことがない」と語ったトッティであったが、その言葉はどうやら本当であったようだ。

今回の報道によれば、ローマとトッティの両者は1年の契約延長で合意したという。その給与はローマ側が提示した年100万ユーロ(およそ1.2億円)を超える程度のものであるとのこと。

さらにその契約には、2017年からの6年間ディレクターとしてローマに残るという条項が含まれているという。肖像権料の問題についても既に両者は合意に至ったとのことだ。

日曜日に行われるキエーヴォ戦で出場した場合、記念すべきセリエA600試合目のプレーとなるトッティ。1993年のブレシア戦でデビューして以来、23年と1ヶ月半で達成された記録となる。

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