『Sunday People』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドが、インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの移籍金を満額支払う意向を示している」と報じた。

現在インテルのエースとして存在感を高めているイカルディ。今季もセリエAで16ゴールを決め、安定した得点力を見せつけている。

彼には以前からずっとイングランド移籍の噂が流れており、昨年契約を延長したにもかかわらず、それが終息することはなかった。

本人もメディアに対してはこのところ明言を避けており、移籍の可能性を否定するというところまでは至っていない。

彼に対して最も大きな関心を寄せているのはアーセナルだと言われていた。しかし、イカルディ側が求めている給与の条件には合意していないとも。

そこで獲得レースに参戦してきたのは、来季からオリンピック・スタジアムに居を移すことが決まっているウェストハム・ユナイテッドであるそうだ。

今後経済的に大きなブーストを得られることが見込まれる彼らは、新しいチームのエースとしてイカルディを引き入れる意向を示しており、バイアウト条項を満たす3500万ユーロ(およそ43.5億円)の移籍金支払いにも前向きだという。

さらに、アーセナルが拒んでいる給与の額についても呑む方針であるとのこと。

イカルディの妻であるワンダ・ナラ(代理人でもある)は以前ロンドンへの移籍を望んでいると伝えられたこともある。

ウェストハムはロンドンのクラブであり、給与も合意しているとなれば、イカルディが求める条件は全て満たしているといえる。

しかし、そこで大きな問題となってくるのは、インテルが現在株式を中国方面の投資家(蘇寧電機という見方が有力)に売却するための交渉を行っているという点だ。

それが合意に至れば、イカルディを引き留められるだけの条件を提示でき、移籍金収入を得る必要もなくなる。

何にしても、全ては中国との交渉次第になるのではないかと推測されている。

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