欧州サッカー連盟(UEFA)は、2015-16シーズンのチャンピオンズリーグ、並びにヨーロッパリーグの決勝戦を裁くレフェリーを発表した。

チャンピオンズリーグ決勝は、5月28日にイタリア・ミラノのサン・シーロで行われる。対戦はレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーだ。

また、ヨーロッパリーグ決勝は5月18日。リヴァプールとセビージャが、スイスのバーゼルにあるザンクト・ヤコブ・パルクで戦う。

火曜日にリリースされたUEFAの文書によって、この両試合を担当するレフェリーが明らかになった。

チャンピオンズリーグ決勝は、イングランド連盟に所属しているマーク・クラッテンバーグが主審を務め、サイモン・ベック、ジェイク・コリンの2名が副審を担当。第4審はハンガリーの名レフェリーであるヴィクトル・カサイが務める。

そして、ゴールの横に配置される追加副審についてはアンソニー・テイラー、アンドレ・マリナーの2名が担当する予定となっている。

一方、ヨーロッパリーグ決勝はスウェーデン連盟所属のヨナス・エリクソンが主審を務めることになる。

なお、チャンピオンズリーグ決勝をイングランド人レフェリーが裁くのは、2010年大会のハワード・ウェブ以来6年ぶりのことである。

髪の毛を増やしていることでも有名なクラッテンバーグ主審。

エージェントと契約して審判規約に違反してみたり、人気シンガーのコンサートに行こうとして慣例を破ったりと破天荒なことをやることでも知られる。

先日は大荒れになったチェルシー対トッテナムの試合も裁いており、記録的な数のイエローカードを乱れ飛ばしていた。

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