『UOL』は「サントスに所属しているブラジルU-23代表FWガブリエウ・バルボーザは、ボルシア・ドルトムントに移籍する可能性がある」と報じた。

ガブリエウ・バルボーザ・アウメイダ、通称“カビゴール”は1996年生まれの19歳。サントスの下部組織出身で、2013年に16歳でデビューした新星である。

その前年に結んだ契約で設定された価格は5000万ユーロ(およそ62.1億円)であり、ブラジルでは最高レベルの若手ストライカーであると評価される選手だ。

先日発表されたコパ・アメリカ・センテナリオの23人にチーム最年少で選出されたほか、リオ五輪への招集も確実視されている。

彼の代理人を務めているヴァギネル・ヒベイロは、『UOL』の取材に対して「ドイツのクラブと交渉が進んでいる」と話しているという。

ヴァギネル・ヒベイロ

「ガビゴールの契約解除条項は5000万ユーロだが、サントスは経済的に厳しいため、3000万ユーロ(およそ37.3億円)から入札を受け付けるだろう。

私はサントスの会長であるモデスト・ホーマと話している。彼は3000万ユーロであればガビゴールを売るだろうと言っているよ。

私は、そのオファーは既にあると明かすことが出来る。それはドイツのビッグクラブからだ。今は2500万ユーロ(およそ31.1億円)であるが、それは進んでいくはずだ」

彼はクラブの名前を言ってはいないものの、メディアではボルシア・ドルトムントの可能性がかなり高いと報じられている。

ただ、同時にガブリエウ・バルボーザ自身はイングランド・プレミアリーグでのプレーを望んでいるとも話しており、今後もオファーを検討するとという。

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