『Le 10 Sport』や『squawka』は、『Globoesporte』のレポートを引用し「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、サントスに所属しているブラジルU-23代表FWガブリエウ・バルボーザの獲得に向けて動いている」と報じた。
ガブリエウ・バルボーザ・アウメイダは1996年生まれの19歳。8歳からサントスの下部組織で育成され、16歳でトップチームに定着したスター選手である。
2014年には8ゴール、今年は10ゴールとブラジル全国選手権でもレギュラーとして安定したプレーを見せており、ユース年代の代表でも飛び級でエースという存在となっている。
そのプレースタイルに対しては「新しいネイマール」との評価も高く、レアル・マドリーやバルセロナ、ACミランなども興味を持つというタレントだ。
パリ・サンジェルマンは既に彼の代理人であるヴァギネル・リベイロとの交渉を進めており、2016年8月のリオ五輪終了後に契約するという提案を行っているようだ。
彼は2018年までサントスとの契約を残しており、その解除条項の額は5000万ユーロ(およそ67億円)。
しかし、2012年末にパリ・サンジェルマンがルーカス・モウラに支払った額は4500万ユーロ(現在のレートでおよそ60.3億円)と言われており、彼らが出そうと思えば払えない数字ではない。