ナイジェリアリーグの規定には、試合を開催しなかった場合の条項もある。それによれば、
『許容可能な理由なしに2試合連続の開催に失敗した場合、それ以降の試合は全てキャンセルとし、当該クラブはリーグから追放される』
『許容可能な理由なしにシーズンで累計3試合の開催に失敗した場合、それ以降の試合は全てキャンセルとし、当該クラブはリーグから追放される』
という文面があるという。
GIWA FCの行為は『許容可能な理由』という点以外では全てこの条項に合致している。今後の判断次第ではリーグから追放される可能性がある。
また、会長のクリス・ギワは、裁判所に現サッカー連盟会長のアマジュ・ピニック氏が当選した選挙の無効を訴えた人物であり、5月6日には連盟本部に侵入して自分が会長であるというアピールを行っている。
ナイジェリア会長選挙は3度目の無効、再び白紙に戻る | Football Web Magazine 『Qoly』 http://t.co/p9LblasHph
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2014年12月6日
これらの件について、ナイジェリアサッカー連盟は『クリス・ギワ氏と理事会メンバーの4名を五年間の活動禁止処分にする』と発表している。
さらに、GIWA FCには3試合を開催できなかったことに対して、総額390万ナイラ(約213万円)という莫大な罰金が言い渡されている。
そして、このGIWA FCには数日前にも悲劇が起こっていた。