株式会社フォワードは、ナイジェリアの5部リーグ(日本で言う関東1部リーグ)に新規参入する「イガンムFC(正式名称:Iganmu FC、代表エバエロ・アバヨミ氏)」へ出資、同社加藤明拓代表のイガンムFCの共同オーナー就任を発表した。
加藤明拓が代表を務めるフォワードと言えば、同社スポーツ事業のビジョン「メッシ超え、バルサ超え」(メッシ選手を超えるプロサッカー選手を輩出する、FCバルセロナに勝てるプロサッカークラブを保有する)実現の礎として昨年カンボジア1部「カンボジアンタイガーFC」の運営を開始した。
そのカンボジアンタイガーFCは、イガンムFCの業務提携に関する基本合意書を締結したことも合わせて発表されている。
今回の出資・業務提携について、加藤オーナーに話を聞いた。
加藤明拓
(イガンムFC共同オーナー)
「今回の提携は信頼できるナイジェリア人のバヨ(イガンムFC代表エバエロ・アバヨミ氏)がきっかけ。
彼が身銭を切ってナイジェリアの希望の星としてイガンムFCを設立・奮闘していたのを聞いていたので、ナイジェリアのことを調べていたら経済でもサッカーでも、ものすごいポテンシャルをあると感じて出資を決めた。
イガンムFCは近い将来ナイジェリアのトップリーグを目指すが、今は15歳~23歳の若いメンバー中心。ヨーロッパからも青田刈り的にアフリカにスカウトが来ているというし、世界で活躍できるような選手だけでなく、アジア・日本でも活躍できるような輩出していきたい。
個人的には身体能力の高いナイジェリア人と日本の器用さ・テクニックを混ぜ合わせると物凄いことになりそう、と思って奥さんにナイジェリアで子供を作っていいか許可を取ろうと思ったけど、50m7.4秒の俺のDNAだと適していないな、と思って考えを改めた。
ナイジェリアは物理的にはかなり遠いが、いつか日本にも遠征をしたい。ぜひ応援をよろしくお願いします」
アフリカと言えば高い身体能力で知られる。ナイジェリアは人口も多く才能が溢れており、若年層の大会で優秀な結果を残している。スタートは5部からになるが、レベルは予想以上に高いとのことで期待は大きいという。
<エバエロ・アバヨミ氏プロフィール>
氏名:EGBAYELO ABAYOMI MICHAEL
生年月日:1980年2月15日
国籍:ナイジェリア
経歴:
1997年 IGANMU JUNIOR HIGH SCHOOL(中学校) 卒業
2000年 ST.PETERS A/C GRAMMA SCHOOL(高等学校)卒業
2012年 東海大学 別科日本語研修課程 終了
2012年9月 東海大学 体育学部 スポーツ・レジャーマネージメント学科 在学中
資格:
LEVEL 2 AWARD IN COACHING FOOTBALL 取得
FA YOUTH MODULE 2 取得
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