GIWA FCがリーグのボイコットで大きな騒ぎになっていた5月5日。『Daily Post』など各メディアは「GKティモシー・オケレが死去した」と報じたのだ。
Giwa FC of Jos goalkeeper Timothy Chichi Okere dies after long battle with spinal cord… https://t.co/c909uFuQFP pic.twitter.com/fxbCyirhVP
— News, Fx-rates (@NewsbeatPortal) 2016年5月5日
ティモシー・チチ・オケレは、3年前にGIWA FCが2部リーグを優勝した際の守護神だった選手だ。現在U-20代表にも入っているオロルンレケ・オジョにポジションを奪われるまで、このチームに大きな貢献をしてきた人物だ。
しかし、彼は2年前のトレーニング中に背中を負傷。病院に運ばれたところ、脊椎の損傷が確認されたのである。
一旦は退院に成功するも、その後症状が再発。病院に戻って治療を受けていたが、4日の早朝に息を引き取ったという。
クラブの今後が見えない中、かつての名選手まで死去してしまったGIWA FC。選手の給与も未払いが続いていると言われており、状況は深刻だ。
『Africanfootball』によれば、ある選手は「私は何も聞かされていないんだ。選手たちは混乱している。誰も情報をくれない。試合が出来るのかどうかさえ・・・」と語っているという。