18日、国際サッカー連盟(FIFA)は「カタールで建設中のアル・ラーヤン・スタジアムが、スタジアム・デザイン・オブ・ジ・イヤーに輝いた」と発表した。
アハマド・ビン・アリ・スタジアム、通称“アル・ラーヤン・スタジアム”は、2022年にカタールで開催される予定のワールドカップに向けて改装されている施設の一つだ。
2003年にオープンした元の会場は2万5000人収容であったが、それを大幅に改修し、規模を4万人まで拡大する。
新たなデザインは英国の企業Ramboll Groupが担当し、砂丘をモチーフとした外観に変更される。その周囲には『デジタル・スキン』と呼ばれている巨大スクリーンを配し、近代的なスタイルになる予定だ。
完成は2019年の予定。大会後はなんと上段のスタンドを取り外し、2万1000人収容のスタジアムとして運用されるという豪快っぷりだ。
その美しい外観を以下の動画で見てみよう。
なお、このスタジアムはもちろんスタンド全てが冷房完備で、全てのファンが摂氏24~28℃の環境を保てるようになっているという。