『a bola』は「リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーは、ベンフィカのアルゼンチン代表MFニコラス・ガイタンの獲得が近づいている」と報じた。
オスバルド・ニコラス・ファビアン・ガイタン、通称“ニコ・ガイタン”は1988年生まれの28歳。ボカ・ジュニオルスの下部組織出身のアタッカーで、2010年にあのアンヘル・ディ・マリアの後釜としてベンフィカへとやってきた選手だ。
アルゼンチン代表ではそれほど活躍する機会を与えられていないものの、欧州でも屈指の左ウイングとして知られ、チャンスメイクとゴールの両方を期待できる選手として高い評価を得ている。
2年前からマンチェスター・ユナイテッドへの移籍も噂されるほど注目されているが、これまではベンフィカに残留することを選択していた。
しかし、ガイタンは先日のタッサ・デ・リーガ決勝戦で涙を流す場面があり、試合終了後にはメディアに対して「これが最後の試合になるかもしれない」と話した。
O Guerreiro da Luz! És grande !!! ❤
Se realmente partir deixará saudade❤@nicogaitan #CarregaBenfica#obrigadonico pic.twitter.com/JEEIFtF4Eg
— Atômica❤ (@BarbaraAndreiab) 2016年5月20日
そして、現在彼に近づいているのはディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーであるとのこと。
昨年12月に結ばれた新契約でバイアウト条項は4500万ユーロに設定されているが、移籍金はこれよりもかなり少ない2500万ユーロになることが予測されている。
この交渉についてはすでに両クラブ、そしてガイタン本人も了承しているようだ。
ただし、ガイタンの代理人はあのジョルジュ・メンデス氏であるため、マーケットが開く6月までには他のクラブとも話し合っていくのではないかとも考えられている。
アトレティコ・マドリーは以前FIFAから補強禁止処分が言い渡されたが、控訴中であるために処分は一時保留されている。
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