3月末の大陸間プレーオフでアメリカを下し、リオ五輪出場を決めたコロンビア。

今年はコパ・アメリカ・センテナリオも開催されるが、1992年バルセロナ大会以来となる五輪出場にメダルへの期待が高まっており、同国レジェンドのカルロス・バルデラマら関係者からは、オスピナ、ハメス、バッカといったA代表の主力をオーバーエイジで起用することが望まれている。

その一方、このチームの中心になると見られたフアン・フェルナンド・キンテーロ(ポルト)、ラファエル・サントス・ボレ(デポルティボ・カリ)の2人は欠場することになりそうだ。

今週木曜日、コロンビアのオリンピック委員会はキンテーロの所属するポルト、サントス・ボレが7月から加わるスペインのアトレティコ・マドリーが五輪参加に難色を示していることを報告した。『Gol Caracol』など同国のメディアは、「2人はリオ五輪に参加しない」という論調で報じている。

23歳のキンテーロは2013年のU-20南米選手権で最優秀選手に輝き、2014年のワールドカップにも出場したゲームメイカー。同じ左利きのハメス・ロドリゲスに続く存在として注目されている。

20歳のサントス・ボレは昨年のU-20代表で主力を務めたストライカーで、若くしてA代表にも招集されている逸材。チチャリートのようなセンスが魅力で、昨夏アトレティコ・マドリーが保有権を獲得し、この夏よりチームに合流することになっている。

グループBのコロンビアは8月4日にスウェーデン、7日に日本、10日にナイジェリアと対戦する予定となっている。

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