アーセナルが総額100億円を超えるビッグオファーを準備していると報じられている。
リーグ戦11試合を消化し、勝ち点17の6位と開幕前の期待に応える事のできていないアーセナル。1月の移籍ウィンドウで補強に動くと噂される中、大型移籍の噂が舞い込んできた。
『Daily Star』が報じる所によれば、アーセナルはポルトのFWジャクソン・マルティネスとMFフアン・キンテーロの獲得を目指し、総額6000万ポンド(およそ109億円)の移籍金を準備しているという。
28歳のマルティネスはワールドカップの日本戦でもゴールを奪ったストライカー。抜群の身体能力を持ち、過去2シーズン連続でポルトガルリーグの得点王に輝いている。アーセナルは夏の移籍ウィンドウでダニー・ウェルベックとアレクシス・サンチェスを獲得。両名共にすぐにインパクトを残しているが、彼らに続く選手としてマルティネスを迎え入れようとしてるようだ。
なお、マルティネス本人は来年の夏の移籍は否定しておらず、以下のように語っている。
「交渉は代理人にまかせているよ。そのこと(=移籍交渉など)からは離れていたいね」
「シーズンが終わった時に興味ある提案がいくつか得られることを望むよ」
21歳のプレーメーカーであるキンテーロもワールドカップの日本戦でプレーした選手。前半限りでハメス・ロドリゲスと交代となっているが、左足のテクニックは抜群であり、ハメス・ロドリゲスの後を追う選手として大きな可能性を秘めている。しかしながらアーセナルの中盤は攻撃的な選手がダブついており、守備的な選手を獲得した方が良いという意見も根強い。
もちろんインパクトのある2名を補強するには放出もともなうと考えて良いだろう。ルーカス・ポドルスキやオリヴィエ・ジルーなどに移籍の噂があり、彼らの移籍が引き金となって両選手の移籍が進展する可能性もありそうだ。