「元悪童」ベナルファ、バロテッリにアドバイス

アテム・ベナルファ

（どこがEURO2016を優勝できる？）

「ドイツかな。あとはイングランドか、スペインか。その次はイタリアかな」

（イタリアはバロテッリが苦しんでいますね。彼にアドバイスは？）

彼がどのようにして巨大な才能を無駄にしているのか、僕は心配していたんだ。彼には、ライフスタイルがどれだけサッカーに影響を与えているかということを自分に問いなおして欲しい。

復活というのは、ステップ・バイ・ステップで組み上げなければならない。彼はまだ若いよ。ハル・シティにいた時は、彼がACミランにいた時よりも多くの我慢を強いられた」

（セリエAは見てる？）

「そうだね。でも僕は将来のことは何も決めていないよ？」

（アトレティコ・マドリーのスタイルは楽しめる？）

アトレティコ・マドリーは尊敬に値する。しかし、あのスタイルは僕には合わないね。あれは、スポーツの本質をどこかにやってしまっているようなものだからね。

僕はペップ・グアルディオラのサッカーが好きだね。そのようなやり方のフットボールをやることを好んでいる」

（フランスでは君のようなムスリムの移民が恐怖を強いられている）

「僕にとっては、宗教は私的な領域に留まるものだし、それは寛容さと尊重次第のものだと思う。僕は政治的な論争にはかかわらないよ」