Jリーグでは様々なスタジアム規約が定められており、その結果現在では多くのスタジアムがしっかりと整備されるようになった。
しかしその規約についてはリーグ別にやや傾斜がつけられており、J3クラブが使用するスタジアムでは「望ましい」に留まる項目もいくつかある。
今季からJ3に加入したFC東京U-23は今季複数のスタジアムでホーム試合を行っている。
そのうちの一つである江東区夢の島競技場では、こんな風景を見ることができる。
こちらは、先週末に行われた第10節鹿児島ユナイテッド戦の映像である。
そう、江東区夢の島競技場ではバックスタンドが芝生席になっており、寝転びながら試合観戦することができるのだ!
東京都江東区にある夢の島競技場。
夢の島公園のスポーツ施設群にあるスタジアムで、JR京葉線の車内からも見えることで知られている。
Jリーグの中には芝生席をもうけているスタジアムを使用しているクラブもあるが、それらのほとんどはゴール裏。夢の島競技場のように、バックスタンドで寝転びながらサッカーを見ることができる会場はかなり珍しいと言える。
FC東京U-23が次に夢の島競技場で試合をするのは7月24日(日) 第18節大分トリニータ戦。午後3時キックオフと猛暑が予想されるが、みんなで寝転びながらサッカーを見よう!
なお、Jリーグの規約では芝生席は観客席とはみなされていないが、公式サイトによると芝生スタンドには約2700人を収容可能であるという。