かつてプレミアリーグには、「人間発射台」という異名を取る選手が活躍していた。

そのプレーヤーの名前はロリー・デラップ。高速かつ飛距離のあるスローインを得意とし、フィジカル重視の戦術を採用するストークで幾多のゴールを演出したことで知られる。

そんなデラップのロングスローを彷彿とさせる選手がJ2にいる。ファジアーノ岡山FW片山瑛一だ。

片山は1991年11月生まれの24歳。早稲田大学時代は大学選手権の優勝に貢献し、関東大学選抜にも選出された経歴を持つ。強さと速さを兼ね備えたストライカーで、ロングスローを飛び道具としている。

今季のJ2ではここまで13試合に出場している片山。

先週末に行われた第14節の愛媛FC戦にも先発出場したのだが、自慢のスローインでスタジアムを沸かせた。

0-1とリードされた54分、敵陣の良い位置でスローインを獲得すると、長い助走を取った片山がこのロングスロー!

ボールは一直線にゴール前へと飛んでいき、田中奏一が頭で合わせるも惜しくもこれは得点にはならなかった。

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