2012年のロンドン五輪で準優勝を遂げた「なでしこジャパン」。だが、今大会はアジア最終予選で敗れ、本大会出場はならなかった。

そのなでしこを最終予選初戦で1-3で撃破したのが、オーストラリア女子代表だった。その後予選を無敗の首位で突破し、リオ五輪への出場権を獲得した彼女たちが何やら大変なことになっているらしい。

このほど行われたニューカッスル・ジェッツのU-15男子チームとの練習試合に0-7で大敗したという…。『Dailymail』などが伝えている。

ただし、何人かのレギュラー選手は欠場していたようだ。

オーストラリア女子代表のアシスタントコーチであり、ニューカッスル・ジェッツのアカデミーディレクターでもあるギャリー・ヴァン・エグモンドはこう述べていた。『The Huffington Post Australia』が伝えている。

ギャリー・ヴァン・エグモンド

「正直なところ、我々はこんなことは予想していなかった。とはいえ、ジェッツの子たちはかなり良かった。

彼らを讃えるよ。ボールの周りをとてもよく動いていたし、この日はずっと素晴らしかった」

また、ヴァン・エグモンドは対等にやり合える女子チームがなかなかいないため、男子チームとの対戦を強いられることがしばしばあるとも述べていた。さらに、試合勘の問題もあったようだ。

そして、今回の結果をもって女子サッカーの強さに疑問を投げかける人々に対しては強く反論した。

ギャリー・ヴァン・エグモンド

「全ては相対的なものだ。

女子テニス選手や女子競泳選手が、成熟しフィジカル的に成長し始めている15,16歳の男子選手と(対戦した際に想定される結果と)何ら違いはない。

それぞれ別々の存在として見なくてはならない」

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