2006年からサウサンプトンに所属し、キャプテンも務めてきたGKケルヴィン・デイヴィス。今季限りで引退となる彼のために先日、セント・メリーズで記念試合が行われた。

セインツのレジェンドであるマット・ル・ティシエや、リッキー・ランバートらも参加した一戦では、こんな場面もあった。

デイヴィスの息子である11歳のソニーくんが、父親相手に強烈なPKでゴールを決めたのだ!それにしても、コース・強さともにこれは無慈悲である…。

実はこれ以前にソニーくんのシュートを父デイヴィスは3本ほど止めていたというが、最後にPKを決められてしまったとか。

記念試合後、セインツファンは世界最高と語ったケルヴィン・デイヴィス。息子ソニーくんとのシーンについてはこう述べていた。

ケルヴィン・デイヴィス

「人生において簡単なことなどない。彼にはシュートし得点するようなレッスンをあげたくなかった。あれはリッキー(ランバート)がやることだ!(笑)

(とはいえ)彼にとっても、自分にとってもあれ以上にパーフェクトな終わり方はなかった。だから彼のこともとてもハッピーだよ。

ここにいれること、そして今夜のことをとても幸せに感じている。

ラブリーな瞬間だった。自分にとっては彼と一緒に分かち合えたし、彼にとっては家族を代表してピッチに立てたからね。

今こう言うことができる。『セント・メリーズで息子と一緒にプレーしたんだ』とね」

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