『ESPN』は「ナイジェリア代表FWアーメド・ムサは、レスター・シティに加入したいという意志を明らかにした」と報じた。
アーメド・ムサは1992年生まれの23歳。2010年から所属したVVVフェンロでは吉田麻也、2012年に移籍したCSKAモスクワでは本田圭佑とともにプレーしていたため、日本でも高い知名度を誇るスピードスターだ。
すでにこの年齢にしてナイジェリア代表57capを誇り、国際的にも中心的な存在となっている。ロシアリーグでは今季13ゴールを決め、キャリアハイの結果を残した。
彼は先日CSKAモスクワから退団したいという意志をメディアに語っており、さらにレスター・シティからの接触があることもメディアから報じられていたため、その去就が注目されている。
しかし、彼はCSKAモスクワとの契約を2019年まで残しており、クラブが設定している移籍金は2300万ポンド(およそ35.8億円)とかなり高額であるという。
本田圭佑の時にも話題になったが、CSKAモスクワは選手を決して安売りしないタイプのクラブであり、交渉するには難しい相手だ。
現在ナイジェリアに戻って休暇を過ごしているアーメド・ムサは以下のように話し、とにかくレスターへ行きたいと語った。
アーメド・ムサ
「彼ら(CSKAとレスター)は、1月から交渉を続けている。しかし、それは実現しなかった。
今、僕はその交渉が終了するのを待っているんだ。もし合意に至ることができれば、どうなるかな? 僕は(レスターに)加入できれば幸せだろうね」