英4部で7位だったAFCウィンブルドンだが、昇格プレーオフ決勝でプリマス・アーガイル(4位)を2-0で撃破。見事、クラブ史上初となる3部昇格を決めた。
巨漢FWアデバヨ・アキンフェンワはウェンブリーでの決戦で76分から投入されると、100分という時間帯に試合を決定づけるPKを突き刺した。
REPORT: Akinfenwa clinches it for @AFCWimbledon in a fairytale win: https://t.co/V1kclFpYh8 pic.twitter.com/xzSqC9LZnA
— Football League (@SkySportsFL) 2016年5月30日
実はここ最近PKを2つ外していたというが、こういうところで決めるのはさすが。
さて、この日提示された後半のアディショナルタイムは7分にもなったのだが、それはアキンフェンワと相手選手との接触の影響だった。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
ボールを競った際、アキンフェンワと接触したDFピーター・ハートリーは頭から落下。乗っかられた側のアキンフェンワはうまく受け身をとり無事だったのだが…。この後ハートリーは負傷交代になったが、ピッチ上での処置に時間が掛かったため、7分ほどのアディショナルタイムがとられることになったのだ。
無論アキンフェンワに責任はなかったが、びくともしないその姿はやはり野獣…。
昇格後、「俺のことをフットボールをやるにはデカすぎると言った全ての奴たちめ。HAHA」と述べたという彼だが、実は今季限りでウィンブルドンとの契約が満了となる。
そして、自ら就職先を募集するとも口にしていた。
アデバヨ・アキンフェンワ(AFCウィンブルドンFW)
「(チームメイトに?)この夢物語を完成させるぞ!って言ったよ。そして、俺たちはそれをやり遂げた。
このチームのことが恋しくなるだろう。そしてこの場所もね。でも、これ以上の去り方はなかった。
(チームは)進歩している。AFCウィンブルドンはもっともっと強くなるよ。それは夢によって作られている、美しいものさ。
自分は表向き失業中なので、どんな監督でも『WhatsApp(スマホアプリ)』を通じて、仕事をくれ!」
今月で34歳になったアキンフェンワ、来季はどこでプレーするのだろうか…。