『Africanfootball』は「ナイジェリアU-17代表のスクリーニングにおいて、300名以上の選手が顔の検査で帰されていた」と報じた。
2017年4月に開幕するアフリカU-17選手権に向けた準備を進めている各国。ナイジェリアU-17代表、通称『ゴールデン・イーグレッツ』は現在そのメンバーを選考するための活動を行っている。
連盟は今回全国のスカウトが推薦した40名の招待選手を含め、3週間に及ぶ公開スクリーニング(適性審査)を開催し、監督や技術スタッフが直々にメンバーを選んでいる。
そして、ここには多くの若手選手がチャンスを掴もうと集まり、その審査を受けようとしていた。ところが案の定というべきか、初日の検査で300名以上が不合格になったという。その理由は、顔だそうだ。
ナイジェリアU-17代表チーム オフィシャルスタッフ
「単純に言って、クレイジーだ。多くの年をとった選手がキャンプに来て、チームに選ばれることを望んでいた。
ただ、彼らはその顔を見ただけで速やかに帰された」
2013年、2015年のU-17ワールドカップを連覇したナイジェリア代表。その他にもアフリカ諸国がユースで結果を残しているが、一方で年齢詐称の噂は絶えない状況である。
「アプリ」で対抗だ! 南アフリカ、頭悩ますあの問題に…… https://t.co/kyO3QG3Hx2 pic.twitter.com/rs7UpkeYiO
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年2月26日
各国連盟の対策もなかなか追いついていない現状だが、南アフリカは学生時代からのデータを一括して管理するシステムを導入することでそれらの問題に対抗しようとしている。