マッツ・フメルスやイルカイ・ギュンドーアンといった主力選手が相次いで退団しているドルトムント。
しかし、それでも補強は忘れていない。
ウスマヌ・デンベレやマルク・バルトラ、セバスティアン・ローデを獲得すると、7日にはさらに新しい戦力の確保に成功した。
Borussia Dortmund sign Emre Mor. https://t.co/vHZ8oqCgTS pic.twitter.com/Vyck9peoDh
— Borussia Dortmund (@BVB) 2016年6月7日
その選手とは、トルコ国籍のエムレ・モールだ。
デンベレやバルトラ、ローデが欧州5大リーグでプレーする選手であるのに対し、エムレ・モールの名はそこまで知られていない。
では、一体どんな選手なのだろうか?
生まれも育ちもデンマーク
エムレ・モールは1997年7月24日生まれの18歳。
マケドニア人の母親とトルコ人の父親を持つが、生まれはデンマークのブレンスホイだ。ブレンシェイBKやリュンビューBKといったクラブのユースチームを経て、名門ノアシェランのユースに加入した。
加入直後はU-19チームでプレーしていたエムレ・モールだが、オラフル・クリスティアンソン監督にその才能を見出されると、2015年11月28日に行われたスーパーリーゲン第17節ラナスFC戦でトップチームデビュー。
#FCNOB har mødt hinanden 41 gange, 13 FCN sejre, 8 uafgjorte og hele 20 har OB vundet #sldk pic.twitter.com/75K2rkLbR4
— FC Nordsjælland (@FCNordsjaelland) 2016年5月12日
そしてその後はリーグ戦で13試合に出場し2ゴールをあげ、18歳ながら終盤戦にはレギュラーを掴むまでに成長した。