前々回のEUROで奇跡的な勝ち上がりを見せ、"ミラクルターキー”と呼ばれたトルコ代表。

今大会ではスペインやチェコ、クロアチアと同居する厳しいグループに入った。

そんなトルコを率いるファティ・テリム監督は今回の代表合宿に31名のメンバーを招集し、これまでイングランド戦、モンテネグロ戦で選手をテスト。その中に、"トルコのメッシ”として注目されるヤングスターがいた。

その選手の名は、エムレ・モール。1997年7月生まれの18歳だ。

デンマークのブレンスホイで生まれたエムレ・モールは現在ノアシェランでプレーしており、今季トップチームデビューを飾るとここまでリーグ戦で13試合に出場し2ゴールをあげている。

世代別代表ではデンマークを選択していたのだが、U-21代表から自身のルーツでもあるトルコを選んでおり、その活躍が認められこのほどA代表から招集されたのだ。

俊敏な動きと才能溢れるドリブルスキルから"トルコのメッシ”と注目されるそんなエムレ・モールだが、先日行われたモンテネグロ戦で代表デビュー。後半スタートからピッチに立ったのだが、本家に引けをとらない素晴らしい突破を見せた。

86分、右サイドから大きなサイドチェンジを送ったエムレ・モールは、ピッチ中央で再びボールを受け取り、スピードに乗ったドリブル突破!対峙していた相手を"裏街道”で抜き去り、鋭いシュートをお見舞いした。

ゴールにはならなかったものの、およそ代表デビュー戦とは思えぬ堂々としたプレーだ。トルコはまもなくEUROの登録メンバー23名を発表するが、そこにエムレ・モールの名があるか今から楽しみである。