『L’Équipe』は「負傷で代表を離脱したフランス代表DFラファエル・ヴァランが、開幕戦に望む仲間に手紙を送った」と報じた。

レアル・マドリーでの練習において負傷し、シーズンの最終盤で欠場を余儀なくされたラファエル・ヴァラン。

これによって重要なチャンピオンズリーグ決勝、そして地元開催のEURO2016までも逃すことになった。

ヴァランを欠いたフランス代表チームは10日に開幕戦を迎え、ルーマニアを相手に2−1と勝利を収めることに成功した。

それを前にヴァランはこのような手紙を送り、チームメイトに言葉を届けたという。

ラファエル・ヴァラン

「僕は長い間、スタッド・ドゥ・フランスで6月10日の夜にプレーすることを夢見てきた。

キックオフまでの数時間で高まる緊張、交わされる冗談、ウォーミングアップ、ドレッシングルームで最後に高める集中、そして流れるラ・マルセイエーズ。

ルーマニアとの開幕戦は、我々が勝利しなければならないものだ。なぜなら、EUROは我々のものだからだ。それに向けて数ヶ月準備してきた。

この怪我は僕を本当に、本当に傷つけた。そちらに行けないことでね。

しかし、僕はそれをぼやくためにこれを書いているわけではない。そして、僕の痛みに同情してくれというつもりもない。

それよりも、僕は皆に感情を届けたいのだ。信じていると伝えるために。

ちょっと変な感覚になっていることは認めなければならないけどね。皆と一緒にいることに慣れてしまったから」

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