『FourFourTwo』は「ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチは、ユヴェントス移籍の希望を明言した」と報じた。
先日からローマ退団の噂が流れていたミラレム・ピャニッチ。同じイタリアのライバルであるユヴェントスが接近しており、その交渉はすでにかなり進んでいるとも。
条件については、3800万ユーロ(およそ45.6億円)の移籍金、そしてその20%がピャニッチ本人に支払われるというものだと報じられていた。
[Qoly] ユヴェントス、ローマMFと個人合意?さらに2名も狙う https://t.co/F28ytxUyHg
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月9日
そして、今回ローマのディレクターを務めているマウロ・バルディッソーニが『Roma Radio』に出演し、ミラレム・ピャニッチ本人の声明を発表した。
その内容は現在の噂をほとんど肯定するものであり、20%が選手側に支払われる理由についても説明されている。ピャニッチは移籍の意思を完全に固めていることを証明した形になった。
ミラレム・ピャニッチの声明
「僕はこの声明によって皆さんに明確にしておきたい。自分には他のクラブに移籍するという取引を活性化させようとする意図があり、事前合意をしていると。
また、その移籍金の20%を僕自身に支払ってもらうことによって、ローマとの契約を買い取るという意思がある。
それは、具体的に言えば、ユヴェントスだ。
僕は皆さんに感謝を届けたい。そして、必要な契約上の手続きが完了できるよう促したい」
また、一部報道において「ピャニッチが友人に『ローマが移籍を強制させている』と話した」というレポートが出たことについては、バルディッソーニ氏が事実関係を否定している。
マウロ・バルディッソーニ
(ローマ ディレクター)
「プロとしての行動規範に違反した場合は、我々が介入する必要がある。
ピャニッチの状況に関する多くのゴミを読んだ。今日は、彼が友人に対して語ったことという話だった。選手はそれを否定している。
彼に話したが、そんなことは書いていないと言っていた。私は彼にもっと気をつけろとは伝えた」