コパ・アメリカ・センテナリオのグループステージでウルグアイ、ジャマイカに連勝し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたメキシコ。

コロンビア人のフアン・カルロス・オソリオ監督が就任して以来これで9連勝と、“史上最強”ではないかとの声も出ている。

そんな絶好調のチームで10番を付けているホセ・マヌエル・コロナが、13日のグループ最終節ベネズエラ戦で魅せた。

コロナはこの日ベンチスタートとなったが、先発したハビエル・アキーノの負傷により前半18分に投入される。

1点を先制しゴール前を固めるベネズエラをなかなか崩せなかったが、80分、コロナがたった1人でその守備網を破壊する!

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

こりゃゴラッソだ!

得意の左サイドからドリブルを開始し、あっさりと2人を置き去りにしたコロナ。目の前には3~4人が待ち構える状況だった。

通常なら強引にシュートを放つかパスを選択するところだろう。しかし、なんとコロナはそのままDFのど真ん中に飛び込むと、ダブルタッチならぬ高速の3タッチで僅かな隙間を潜り抜け、最後は強烈なシュートを突き刺したのである。

まるでイニエスタのようなボールタッチ…“5人抜き”ともいえるスーパープレーをやってのけたコロナを、スカパーの解説を務める元日本代表DF秋田豊氏はディエゴ・マラドーナにも例えていた。

メキシコはもしこの試合に負けていれば準々決勝でメッシ擁するアルゼンチンと対戦することが濃厚だった。それだけに、殊勲の同点弾を決めたコロナの周りにはチチャリートらチームメイトが一斉に集まり、手荒な祝福をした。

試合は1-1の引き分けに終わりオソリオ監督の連勝は9でストップしたが、“新10番”の大仕事によりメキシコが見事にグループ首位通過を決めている。