29日に行われた2018年ワールドカップ北中米カリブ海の4次予選で、メキシコ代表はカナダ代表に2-0と勝利した。

メキシコはこの代表ウィークにカナダに連勝し、グループ4戦全勝で2試合を残して最終予選一番乗りを決めている。

アメリカの調子が上がらないなかで圧巻の強さだが、この試合は2点目となるヘスス・マヌエル・コロナ(ポルト)のゴールがお見事だった。

鮮やかなルーレット&シュートは足の間を抜いてのゴラッソだ!

コロナは25日のカナダ戦でもゴールを決めており、これが2試合連続の得点となる。

先日、U-23メキシコ代表がU-23ポルトガル代表に0-4で大敗したニュースをお届けしたところ大きな反響があった。

前回大会の王者、そしてU-23日本代表が苦戦の末に勝利した相手だけに衝撃的なスコアであるが、あえて擁護すればメキシコは複数の選手をA代表に取られていた。その1人がオランダのトゥウェンテ時代、宮市亮(現ザンクト・パウリ)とポジションを争ったコロナである。

欧州の有力クラブも食指を伸ばすコロナは昨年途中からA代表の10番を背負っており、今夏行われるコパ・アメリカ・センテナリオへの出場が有力視されているが、一方で1月に「リオ五輪に出場したい」という希望を語っている。

コロナはこれまで現在のU-23代表ではプレーしていないが、もし彼が参加することになればチームは一変する可能性がある。何より地力のある国だけに、ポルトガル戦の結果で甘く見ると痛い目に遭うかもしれない。

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