日本代表MF本田圭佑がプレーするミランらイタリア複数のクラブが、宮市亮が所属するオランダ1部、FCトゥウェンテのメキシコ代表ウイング、マヌエル・コロナに関心を寄せているようだ。27日、『CalcioNews24』をソースにラテン系メディアが一斉に報じている。

『CalcioNews24』はコロナを「期待に応え、最近になって偉大な才能を見せ始めている」と評し、ミラン、インテル、ローマ、ナポリの関係者が先週金曜日に行われたエールディビジ第19節、ヘラクレス戦を視察に訪れていたことを報じている。

コロナはこの試合に先発出場し、62分に先制ゴールを決めた。

ただトゥウェンテはこの冬にコロナを売却することは考えておらず、市場価値が高まることを期待しているとのことだ。

マヌエル・コロナ(Jesús Manuel Corona Ruíz)は1993年生まれの現在22歳。

2010年8月に国内の強豪モンテレイでプロデビューし、2011,12年暮れのクラブW杯に2年連続で来日。2012年大会で160cmそこそこの小兵ながら物怖じしない大胆なプレーにより脚光を浴びると、2013年夏に4年契約でトゥウェンテに加入した。

同シーズンは欧州の水に慣れず活躍できなかったが、今シーズン途中から自慢のスピードと対人テクニックで屈強なオランダ人を翻弄し、右サイドのレギュラーに定着。ここまで4ゴール4アシストを記録しており、昨年11月のオランダ戦でメキシコA代表デビューも果たしている。

なお、最近、退団報道で話題を集める宮市は加入当初は右サイドでも試されていたが、このコロナが素晴らしい活躍によりポジションを確保したことで、左サイドに回されていた。もしミランへ移籍することになれば今度は本田圭佑とポジションを争うことになるのかもしれない。

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