『Daily Record』は「スターリング・アルビオンは、歴史的な日本への旅を誇りに思っている」という記事を掲載した。
1966年、スコットランドのスターリング・アルビオンは日本に招待され、駒沢陸上競技場で日本代表チームと対戦した。
これは英国のクラブとして初めて日本での試合を行ったものであり、こちらから見れば日本代表が初めてプロチームと対戦したという記念すべきものだった。
今年はそれから50周年を迎え、スターリング・アルビオンは先月28日から6週間の予定で日本展を開催している。
会場はスターリング・スミス・アートギャラリー&博物館で、貴重な写真や資料、記念品などが展示されているという。
この歴史的な旅について、当時を知る者達はこのように話しているとのことだ。
ジム・トムソン
(スターリング・アルビオン歴史家)
「英国のいかなるチームも日本でプレーしたことはなかった。したがって、招待は巨大な名誉だった。
もともとはシェフィールド・ウェンズデイが招待されていたのだが、彼らはそれを断ったのだ。
日本の当局は何らかの理由で、頭文字が『S』で英国のクラブという条件を決めた。
理由がなんであれ、スターリング・アルビオンは恩恵を受けたんだ。日本では初めてプレーしたプロクラブになったのは、我々の自慢である。
スコットランドのクラブとして初めて人工芝のグランドを使用したこと、1984年にセルカークを20−0で破り20世紀最大のスコアを達成したこととともにね。
スターリング・アルビオンは、当時トップディヴィジョンでセルティックやレンジャーズと戦っていた。
日本は1万ポンドのギャランティを提供してくれた。それは我々にとって大きなお金だった」