コパ・アメリカ最多優勝を誇るウルグアイを抑え、グループ突破を決めたベネズエラ代表。

首位通過をかけたグループ最終節のメキシコ戦では、チームの好調さを象徴するこんな場面があった。

メキシコの右サイドからの低いクロスを、ベネズエラのDFウィルケル・アンヘルが防いだのはなんと頭!もし通っていれば決定的な場面だが、相手が足を出してくる場所に頭から飛び込むとは…。

アンヘルは2014年に代表デビューした23歳のセンターバック。これまで代表での出番は少なかったが、ラファエル・ドゥダメル監督が就任して以来レギュラーに抜擢されている。

南米予選で最下位に沈むベネズエラは4月、ドゥダメル監督を招へいしたものの、大会前の強化試合で4戦未勝利。今大会もウルグアイ、メキシコが入るグループとあって、厳しい戦いが予想された。

しかし、初戦でジャマイカに勝利すると、2戦目ではこれまで同大会で勝利したことがなかったウルグアイに競り勝ち2連勝。メキシコ戦は終盤、コロナのスーパーゴールで大会初失点を許し引き分けたが、堂々のグループ2位で決勝トーナメント進出を決めている。

ウルグアイの他に王国ブラジルもグループステージで敗退する大波乱の大会となっているが、もしかしたら、彼らに欠けていたのはこういう姿勢なのかもしれない。