EURO2016の開催地であるフランスの主軸を担うひとり、アントワーヌ・グリーズマン。
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— After Foot RMC (@AfterRMC) 2016年6月15日
彼はブルゴーニュ地方のマコンという街で生まれた後、13歳の時にバスクへ移住し、レアル・ソシエダで育成された選手だ。
ソシエダの後はアトレティコ・マドリーと、ずっとスペインでプレーしてきた。現在25歳、つまり母国フランスとスペインで生活してきた年数が並びつつある。
そんなグリーズマンは、フランス紙『Le Parisien』において、両国について語った。
アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表FW)
ーフランス人よりもスペイン人だと感じるのは?
「スペインにいる時は、(夕食は)午後9時とか9時半から食べ始める。フランスでは、7時には食べ終わっている。実際、マドリッドにいるほうが心地いいんだ。精神的にはスペイン人の生き方だね。ここでは皆がいつも笑顔。それが好きなんだ」
ー13歳でレアル・ソシエダに来て、スペイン語を習得するのは楽だった?
「チームメイトと一緒にできるまで、1年かかった。バイヨンヌ(フランス領バスクの都市)の中学に行っていたんだ。それでおかしくならずに済んだし、毎日帰りたがらずに済んだ」
ーいま考える時は何語?
「考えるのはフランス語、でも怒る時はスペイン語のほうだね。なぜかは分からないよ!」
「日常生活では、フランス人というよりスペイン人と感じるのは事実。10年もいるからね」とも明かしたグリーズマン。怒る時は思わずスペイン語になってしまうようだ。
また、14歳の頃にスペインのユースでプレーしないかという誘いがあったものの、その後は直接的なコンタクトはないという。そのうえで、自分はフランス生まれであり、ジダン、アンリ、1998年W杯(を観て)育ってきたので、フランス代表でプレーするという考えを常に抱いてきたとも述べていた。