19日、『SBS』は「パース・グローリー、シドニーFCの2チームがマーク・シュウォーツァーの獲得に乗り出している」と報じた。
マーク・シュウォーツァーは1972年生まれの43歳。昨季はレスター・シティに所属し、出場こそなかったもののプレミアリーグ優勝を経験している。
しかし契約は今夏で満了となっており、ロン=ロバート・ツィーラーが加入することもあってチームを離れることが決定している。
どうなる、レスターの守護神!新GKツィーラーが、宣戦布告だ https://t.co/5cA6UKv628 pic.twitter.com/ccxBPiQ21Z
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月10日
彼の獲得に接近しているのが、AリーグのシドニーFCとパース・グローリーであるという。
シドニーFCはイヴァン・ネチェフスキがセントラルコースト・マリナーズへ退団。パース・グローリーはジャーラッド・タイソンをウェスタンシドニー・ワンダラーズへ今夏放出しており、アンテ・チョヴィッチもすでにチームを離れることが決定している。
ゴールキーパーの層が薄くなっているこの両者が、現在所属クラブのないシュウォーツァーの引き入れに近づいているようだ。
また、これは数日前の話であるが、今夏中国超級リーグの杭州緑城と契約が満了となるティム・ケイヒルに対し、メルボルン・シティが接近していることが明らかになっている。
彼らはオーストラリア代表で長年戦ってきた選手であるが、実はAリーグでのプレー経験は一度もない。
今世界で最も有名なオーストラリア人選手が、最後の舞台として母国を選ぶのか?Aリーグファンにとって見逃せない数週間になりそうだ。